化粧箱は、単なる“外装“ではなく、大切な商品です。
そして、その化粧箱は、サステナブル(持続可能:Sustainable)
パッケージと言えます。
紙器に使われる板紙・チップボールは
古紙配合率100%で、 貼り箱の中芯となる片白(もしくは両白)
チップボールは表層のみ白色(パルプ)でつくられています。
その上に接着剤を使ってファンシーペーパーを貼っていきます。
白い印刷用紙は一般的にバージンパルプですが、
ファンシーペーパーの古紙配合率は
30%~80%くらいのものまであります。
そして貼り箱に使う接着剤は、ニカワ(膠)を使用。
ニカワとは工業用のゼラチンです。
ニカワは、動物(主に牛や豚)の皮膚や骨などに含まれるコラーゲン(ゼラチン)を主成分とした100 % 自然素材の接着剤です。
貼り箱に使うボール紙、ファンシーペーパーの材料から接着剤に至るまでサスティナブルなパッケージ(化粧箱)なのです。